★7月11日、ソフトバンクから「iPhone 3G」がついに発売!
昨年6月29日、鳴り物入りで登場して以来、わずか3ヶ月で140万
台を売り上げ、2008年5月末現在までに600万台を販売したと言
われているアップル社の「iPhone」。日本での発売も今か今か
と待たれていましたが、7月11日、新モデル「iPhone 3G」がソ
フトバンクからついに発売となりました。
そもそも「iPhone」とは、同じくアップル社が発売している音
楽や動画を再生するメディアプレーヤー「iPod」の機能を持っ
た携帯電話のこと。音楽や動画が楽しめるのはもちろんのこと、
従来の携帯電話のようなキーパッドがなく、タッチパネルです
べての操作ができるといったこれまでにない使用感や、パソコ
ン向けウェブサイトが閲覧できたり、html形式のメールが送れ
るといった、パソコンに近い形でのインターネット利用が可能
なのも特長です。
今回発売された「iPhone 3G」は、8GBモデルと16GBモデルの2種
類。3G(第三世代携帯電話)対応になったことにより、インター
ネット接続が従来の2.8倍に高速化。また、GPS機能も新たに搭
載され、位置情報を利用したサービスが可能になりました。他
にも、ソフトウェアが「iPhone 2.0」にバージョンアップし、
「iPhone 3G」から接続できる「App Store(アップ・ストア)」
でさまざまなアプリケーションが入手できるなど、新しい機能
が満載となっています。
★初代「iPhone」よりも購入しやすく、利用しやすい価格設定
「iPhone 3G」が発表された際、スペックとともに話題となった
のが破格とも言える販売価格。初代「iPhone」発売当時、4GBモ
デルが499ドル、8GBモデルが599ドル(後に399ドルに改定)だっ
たのに対し、「iPhone 3G」は、8GBモデルが199ドル、16GBモデ
ルが299ドルと、ほぼ半額に近い価格設定となっています。
ソフトバンクによると、日本での販売価格も「8GBモデルが実質
2万3040円、16GBモデルが実質3万4560円」とのこと。同社の割
賦制度「新スーパーボーナス」を利用すれば、8GBモデルを月々
960円、16GBモデルを1440円の24回払いで購入することができる
そうです。また、6月23日には「iPhone 3G」向け料金プランも
発表。基本料金プランである「ホワイトプラン(i)」に加入した
場合、月額の利用料は7,280円となります。
この販売価格、月額料金を安いと見るか高いと見るかは人それ
ぞれとなりそうですが、初代「iPhone」よりも購入しやすく、
月額料金も利用可能な範囲であることは確か。
ただし、「iPhone 3G」には、「おサイフケータイ」や「ワンセ
グ」「デコメール」「着うたフル」といった、日本の携帯電話
ではお馴染みの機能がありませんので、利用を検討している方
は金額の面だけでなく、「どのような目的で携帯電話を使うの
か?」といった面も十分に考慮した方がよさそうです。
★「iPhone 3G」が新しいライフスタイルを提供!?
初代「iPhone」があくまでも個人のプライベート利用に特化し
たものだったのに対し、「iPhone 3G」は、企業の利用にも応え
るために、新たに搭載された「iPhone 2.0」からMicrosoftのグ
ループウエア「Exchange Server」と連携。メールやアドレス帳、
スケジュールとの同期が可能となっています。さらに、紛失や
盗難時に遠隔操作でデータを消去できる機能や、パスワード利
用を強制する機能なども追加。プライベートだけでなく、ビジ
ネスの面でも様々な形で活用することができそうです。
ソフトバンクの代表取締役社長・孫正義氏曰く、「iPhone 3G」
は、「従来の単純な電話機から、インターネットマシンになり、
ゲームマシン、音楽演奏マシンとして、パソコン以上に便利な
ツールであり、生活に欠かせない新しいライフスタイルを提供
するものとなる」「iPhoneの出荷によって、(携帯電話の)イン
ターネットマシンとしての利用が、爆発的に牽引されることに
なる」とのこと。実際に、インターネットの利用はパソコンか
ら携帯電話に移りつつあると言われていますが、「iPhone 3G」
の登場により、その傾向がさらに強くなることが予測できます。
孫氏の言う通り、「新しいライフスタイル」を提供してくれそ
うな「iPhone 3G」。携帯電話は今後、電話という枠を越え、日
常生活に欠かすことのできない「新たなツール」へと変化して
いくことになりそうです。


