★10月22日、「Android」搭載携帯端末がついに米国で発売!
9月24日、米Google開発の携帯電話向けOS「Android(アンドロイ
ド)」を搭載した携帯端末「G1」が、10月22日より米国にて販売
を開始することが発表されました。
「Android」を搭載した携帯端末は、本格的なネットワーク機能
や各種管理機能を有する、所謂“スマートフォン”と呼ばれる
携帯端末になります。スマートフォンと言えば、「iPhone」や
「BlackBerry」が日本でもお馴染みですが、「Android」搭載携
帯端末は、今後これらのスマートフォンにとって強力な競合品
になるだろうと予測されています。
Googleが「Android」の開発を発表したのは、昨年11月5日。発
表前は、「携帯端末自体を開発するのではないか」とも噂され
ていましたが、GoogleはOSの開発に的を絞り、世界各国の携帯
電話メーカーや通信事業者33社と「Open Handset Alliance」と
いうアライアンスを組んで、2008年後半の発売を目標に開発を
スタートしました。
その後、開発の遅れやそれに伴う発売の延期など、様々な憶測
が飛び交いましたが、ついに米T-Mobileから「G1」が発売され
ることが決定。10月22日の発売に向け、日々期待は高まってい
るようで、9月下旬には先行予約ページを一時中止するほど、申
込が殺到したとも言われています。初期出荷台数は50万台との
予想。発売から同四半期中に約100万台を出荷したと言われてい
る初代「iPhone」にどこまで迫れるか、注目が集まっているよ
うです。
★オープンソースが実現する高機能・低価格な携帯端末
「Android」はオープンソースとなっており、携帯電話メーカー
や通信事業者が必要な機能を選んでカスタマイズすることが可
能なため、より高機能で利便性の高い携帯端末を開発すること
ができます。また、「Android」は各社に無償で提供されるため、
開発のコストも抑えられ、高機能かつ低価格な携帯端末をユー
ザーに提供することができます。
今回米国で発売される「G1」も販売価格179ドル(約1万9000円)
と、競合品とみなされている「iPhone 3G」(8GBモデル)の199ド
ルよりも若干抑えられています。さらに、月々の利用料は25ド
ル(約2650円)となっており、こちらは「iPhone」よりもぐっと
抑えられた料金になっているようです。
携帯端末自体の仕様は、スライド式のQWERTYキーボードとトラ
ックボール、フルタッチスクリーン、300万画素カメラなどが搭
載されているとのこと。当然、Googleの各種サービスも簡単に
利用することができ、ワンタッチでGoogle検索にアクセス可能。
GoogleストリートビューやGmail、YouTubeが利用できるアプリ
ケーションもプリセットされているそうです。
また、「iPhone」の「App Store」のようなアプリケーションス
トア「Android Market」も用意されており、様々なアプリケー
ションやゲームなどのコンテンツを購入、ダウンロードできる
とのことです。
★気になる日本国内での発売は!?
世界的に見ても、携帯電話はキャリアや端末ごとにOSや仕様が
異なるため、PCに比べOSや各種インターネットサービスの進歩
が緩やかだと言われています。日本でもその傾向は同様で、1社
のキャリアのためだけに、携帯端末やアプリケーションを開発
するスタイルとなっているため、自由度の高い開発や、キャリ
アをまたいだサービスの開発が難しいと言われています。また、
このような開発スタイルはコストも高く、携帯端末の販売価格
にも影響しているようです。
すべての携帯電話メーカー、事業者に対し、同じOSを無償で提
供する「Android」が日本の携帯端末にも導入されれば、異なる
キャリア間で共通のサービスを受けることができたり、本格的
なインターネットを楽しめる高機能な携帯端末を手頃な価格で
購入することも可能になりそうです。
気になる「Android」の日本国内の発売は、残念ながら今のとこ
ろ未定のようですが、「Open Handset Alliance」には、NTTド
コモとKDDIも参画。特にNTTドコモは、今年1月に米Googleとの
提携を発表した際に、「Android」を搭載した携帯端末について
前向きな発言をしています。日本での「Android」搭載携帯端末
の発売も、そう遠い話ではないようです。


